子どもの頃の思い出

もう何年も前に亡くなった私の祖父が作ってくれた硯箱。その丁寧な作りを見るとおじいちゃんのことを思い出します。

祖父は趣味で書道や水墨画をやっていました。年賀状は1枚ずつ、水墨画と毛筆で書いていて、いろんなものを器用に作る人でした。

着物をきて、お酒と美味しいものが大好きで、いつもニコニコ笑っていた印象です。

祖父に字を褒めらることが嬉しかったので、頑張って長く続けられたのかもしれません。

祖父も若い頃は、子どもにも厳しく、バリバリ働いていたのでしょうが。

わたしには老後の、穏やかでお洒落なおじいちゃんの印象しかなくそれがとてもかっこよく見えました。

私もそんな風になりたいなあ。こんなおばあちゃんだったなあ、素敵だったなあ。って言われるようになりたいな!(気が早いかな)

そして、今回、70過ぎの私の父が作ってくれた筆かけ、祖父の作品をを見て更に良いものを作ってくれました。父の器用さにも感動!!大切に大切にし、娘に受け継いでいきたいです。